今は売りどき?不動産売却とコロナ経済の影響は?

今は売りどき?不動産売却とコロナ経済の影響は?
不動産売却
第5波到来ではないかと、連日のニュースで取り上げられる話題のコロナウィルス。思えば、2020年2月頃から、2021年7月現在まで、毎日ニュースで見ない日はありませんでした。
当初、不動産市場も、コロナの影響が出るのではないかと言われていましたが、大きな価格変化もなく、取引が行われています。
また、今の時代、不動産の売却をしてもいいのか、それとも、もう少し様子を見ながら待った方がいいのか、コロナ禍では、あらゆることでマイナスのイメージがつきやすいですよね。
この記事では、不動産売却を検討されている方に向けて、コロナ禍でも売却を進めて損をすることがないのかご紹介していきます。

コロナと不動産売却は影響があるのか?

コロナ禍での経済影響は誰しもがご存知のはずですが、不動産市場にも影響はあるのでしょうか?
2020年4月5月の緊急事態宣言が発令された当初、不動産取引は下落をしました。しかし、6月に入り、4、5月の分を取り戻し、7月以降は上昇傾向となり、結果的に2020年はプラスとなりました。
コロナ禍では、今まで購入を考えていなかった賃貸派や、テレワークなどの普及、さらに、大手企業が都心部に構えていた事務所を地方に移転する動きもあることで、家の中の環境を充実したものにしたいと、新たなニーズを求めているユーザーが出現し、不動産売却にもプラスに働きかけています。

新築マンションの供給が減少

中古マンションマーケットは、新築マンションの供給に左右されています。要するに、購入ユーザーの中には、「新築派」が一定数いるので、新築マンションの供給数が減少すると、中古マンションを検討に入れるきっかけに繋がります。
具体的な数字で表すと、1994年当時、過去最多の全国で18万戸の新築マンションの供給がありました。1994年の最多の一途を辿ったあと、直近では、2019年には半分以下の7万戸、昨年度2020年は6万戸と減少し続けています。
先に言いましたが、新築マンションは建築場所も限られているため、供給戸数が減少すればするほど、購入希望者が住みたいと思う地域に建設される見込みも少なくなります。
住みたい地域に新築マンションが建っていなければ、場所を変えるか、今、購入することを先延ばしにするか、中古マンションも視野にいれて探すのか、どれかになるのです。
こういった新築派が、新たな層として上乗せされてきました。

価格はどう変化をしているのか?

家に関しての優先順位が高くなったことで、新たな購入派が存在し、新築派も中古に目を向けている話をしてきました。
では、不動産価格についてはどうでしょうか?
コロナ禍以前より、不動産価格は、横ばいか下降気味と認識していますよね。その上、価格がコロナでさらに下がったら売却も足踏みするはずです。
結論から先に話すと、不動産価格にはコロナ影響は大きく響かず、価格は横ばい、もしくは、地域や物件によっては上昇しているといった結果がでています。
住宅ローン減税の延長の後押しもあり、さらに、金利も低水準となっています。これは、購入を検討しているユーザーにとっては好都合となり、コロナ禍でも、収入が安定している層は、変わらず購入を希望している結果に結びつきます。



【築古マンションは不動産買取も視野に】
とは言え、全ての中古マンションに当てはまることではありません。やはり、築年数の浅い物件や、駅近物件などの立地条件がいい物件は、有利に事が進みます。
これから売却を検討しているマンションが築年数の古いマンションであれば、不動産買取も視野に入れても良さそうです。
不動産買取は、一般顧客が購入をする仲介とは違い、購入者が不動産会社となります。デメリットとしては、買取価格が、市場相場より割安になってしまうことですが、その分リカバリーしているメリットもいくつかあります。
1:即現金化できること。
2:仲介のようにいつ購入希望者が現れるか不透明ではないこと。
3:営業広告の必要がなく、知人やご近所に知られることがないこと。
このように、不動産買取には多くメリットがあります。
私たち、リノベ不動産|ZOOHOMEでも不動産買取を行っているので、不動産売却をご検討の際は、買取も含めてお気軽にご相談ください。
 

ウッドショック問題による木材不足

ウッドショック問題は聞いたことがありますが?日本の住宅の約7割は輸入木材と言われています。その木材が高騰し、日本に入ってこず、これを所謂、「ウッドショック問題」とされています。
木材がなければ、新築住宅は建つことはできず、木材が高騰すれば、おのずと建築費にも上乗せされることも予想できます。
一部では、ウッドショックで新築の供給が不足し、新築戸建て派の需要と供給のバランスが保たれていないと言われています。
やはり、ここでもマンションと同じですが、新築派が、中古住宅にも視野を向ける可能性もあり得る話となってくるのです。

コロナ禍でも安定している今は売りどき

価格や取引と、コロナ禍でも不動産市場は比較的安定しています。コロナ禍だから〜ではなく、これから売却予定の不動産の状態によって、買い手のつきやすさが変わってくるので、まずはファーストステップとして、不動産会社に相談をしてみることをおすすめします。
 

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